見積業務では、まず包装する中身の情報を重視しています。
フィルムの材質や包装形態をイメージするためです。現物があれば一番よいのですが、とりあえず写真をみせてもらったり、サイズを教えてもらったり・・・
でもやっぱり、何を包装するのかわからないとどうも考えが進みません。見積にも自信が持てません。結局、依頼者には、是非とも中身を見せてほしい、ということになります。
実際に中身を見てみると、質感、とくに表面の滑り具合とかがよくわかります。滑りが悪いと、作業性悪くシワだらけになってしまいます。多少大きめにサイズ設定したり、フィルム材質も相性を考える必要が出てきます。

最近は数量も相当重要な項目となります。
限定枚数とか小ロットとかになりますと、特殊な材料は選べませんので、仕入がしやすく加工性のよいものにしています。同じグレードでも汎用性のあるもの、品揃えのよいメーカーとか・・・
ただし、加工に関して特に製袋は本職(自社加工)ですので、やるべき内容はすべて対応しています。

最後に、実際にサンプルフィルムで自分で包装もやってみるわけですが、結構この段階でいろいろと詳細に決っていきます。初期の概算とは大分違うこともしばしばです。
人が扱う資材だけに、その設定にはリアルな感覚が必要ということなんでしょうね。当然、サンプルフィルムはユザーへ提出しテストしてもらいます。最終的にOKが出た内容で、正式見積、注文という流れになります。

こういった本格的な(数量の多い少ないに関わらず)見積以外で、お値段だけのアイミツとかになりますと、また別次元の苦労があるわけです・・・

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