見積業務では、まず包装する中身の情報を重視しています。
フィルムの材質や包装形態をイメージするためです。現物があれば一番よいのですが、とりあえず写真をみせてもらったり、サイズを教えてもらったり・・・
でもやっぱり、何を包装するのかわからないとどうも考えが進みません。見積にも自信が持てません。結局、依頼者には、是非とも中身を見せてほしい、ということになります。
実際に中身を見てみると、質感、とくに表面の滑り具合とかがよくわかります。滑りが悪いと、作業性悪くシワだらけになってしまいます。多少大きめにサイズ設定したり、フィルム材質も相性を考える必要が出てきます。
最近は数量も相当重要な項目となります。
限定枚数とか小ロットとかになりますと、特殊な材料は選べませんので、仕入がしやすく加工性のよいものにしています。同じグレードでも汎用性のあるもの、品揃えのよいメーカーとか・・・
ただし、加工に関して特に製袋は本職(自社加工)ですので、やるべき内容はすべて対応しています。
最後に、実際にサンプルフィルムで自分で包装もやってみるわけですが、結構この段階でいろいろと詳細に決っていきます。初期の概算とは大分違うこともしばしばです。
人が扱う資材だけに、その設定にはリアルな感覚が必要ということなんでしょうね。当然、サンプルフィルムはユザーへ提出しテストしてもらいます。最終的にOKが出た内容で、正式見積、注文という流れになります。
こういった本格的な(数量の多い少ないに関わらず)見積以外で、お値段だけのアイミツとかになりますと、また別次元の苦労があるわけです・・・
⇒お問い合わせはこちら 三雲産業(株) TEL072-221-9570/FAX072-221-8143 ホームページ http://www.shrink-kobo.com/
2010年11月
これもPETシュリンクRシールの事例です。
ディスペンサーが大きく、ストッパーの問題もあって、どうしても漏れてしまう・・・
包装のほうもすっきりさせるということで、こういう形になりました。なんか「おんぶ」か「肩車」されているみたいです。マルチパックの一例でした。
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洗剤などでトリガーやポンプなどが付いたボトルがあります。シュリンク包装すると、どうしてもトリガーやポンプ部分に空間があるので、フィルムが密着しません。突っ張った状態になります。
店頭で消費者に触られて破れてしまった商品を見ることがありませんか?ボトル本体よりも大きくはみ出すようなディスペンサータイプ(ガンタイプ)とか、デザイン無視のパターンによく見かけます・・・
弊社のPETシュリンクRシール=変形パターンなら、トリガーやポンプ部分に無理なく沿うようにフィルムが密着し、空間部分のツッパリもきっちり仕上がります。また、ミシン目は開封しやすいパターンに設定できます。
⇒お問い合わせはこちら 三雲産業(株) TEL072-221-9570/FAX072-221-8143 ホームページ http://www.shrink-kobo.com/
美容液や香水など、小さなサイズの容器のシュリンク包装では、フィルムのサイズも小さいものを用意しなければなりません。
シュリンクチューブ(一般的には塩ビ)では、最小サイズが60mmくらいまでしかありませんし、あまり精度がよくありません。弊社がおすすめするPETシュリンクの場合は、フィルムを背貼してチューブ状に加工し、1mm単位に折径設定します。
また、Rシール金型を豊富に所有していますので、容器の形状に合った袋に成形できます。開封のためのミシン目(切り取り)や空気抜き穴加工など。
ご注文の際は容器をお送りください、直ちにサンプルフィルムをお送りいたします。最小数1,000枚(8,000円より、消費税別)からご注文していただけます。
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