シュリンク工房のブログ

シュリンクフィルムをオーダーメイドできる!ウェブサイト『シュリンク工房』からの最新情報、仕事上の出来事、技術情報などをお伝えいたします。

シュリンクフィルムはちょっと小難しい商材ですが、プロ中のプロがあらゆる技を駆使してお役に立たせてもらいます!!

包装全般

緩衝材を省略できそう・・・

konpo

ダンボールケースの中に、上の写真のような容器やケースを入れるとなると、プチプチとか発砲シートとかで包んでいますよね。
資材や作業のコスト比較のこともありますが、今はさておいて・・・

写真の例では、PVCシュリンク袋の中にダンボール台板、容器、紙箱を入れてざっとシュリンクパックしてみました。
容器と紙箱はうまい具合に固定できています。輸送中も問題なさそうです。
作業的にも難しくありません。

もうすこし研究してみて、3種類くらいの規格品を用意してみる予定です。
またご案内いたします・・・

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シュリンクフィルムをオーダーメイドできる!
三雲産業(株)/Webサイト シュリンク工房

●〒590-0975 
●大阪府堺市堺区大浜中町3-13-3
●Tel  072-221-9570
●Fax  072-221-8143
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手作業で箱のオーバーラップ

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健食の箱ものなどのオーバーラップは、大手さんならピロー式やL型式でされています。
少量の場合やサイズが限度を超えている場合は、袋を使って溶断シーラーで密封します。

箱のサイズやシュリンクパック方法にもよりますが、多少角に耳立ちができます。
鉄腕アトムみたいで(懐かしいなあ)、ちょっと見映えが悪いですよねえ。
ヒートガンで、角のところを炙りすぎると失敗しますし・・・困ったもんです。

角部分に空気抜け穴をあけるのも方法です。
でも、多少シワができてしまうので、気になる時もあります。

kenshoku3

結局のところ、こういうふうに角部分をカット=溶断してしまうのが一番です。
三角のところを切り落としてしまうのです!
めんどくさい作業ですが、この場合は2個一度にやれました?!
ハッコー885など小型のシュリンクマシンでの場合も同じです。
オレフィン系なら140度前後で3~4秒くらいでOKです。

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プロにお任せ 新型サプリメント容器にもフィット!

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大阪は道修町のお客さまからの案件。
ティアーバンドタイプのサプリメント容器大小、これも885でテスト。

このタイプの容器は、シュリンク包装を必要としないことが多いのですが、シールラベルの保護が目的のひとつです。
本番は、容器胴部にシールラベルが貼り付けられており、シュリンクフィルムはL型ミシン目入りなので、フタ部のフィルムを切り取っても胴部のそれは残ります。

フタは本体とベルト部からなっており、フタを開ける時はベルト部を千切って取り外します。
そのため、L型に入れたミシン目の位置合わせはちょっと重要です。
また、フタとベルト部の接合部が若干出っ張っており、底部がすこし細くなっていることもあり、フィルムのサイズも微妙な設定・・・

シュリンクフィルムが材質PETですので、温度は885最高の180℃でスピードやや速め、その他もろもろ条件設定、ビシッと出来上がりました。

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シュリンクパックの案件入りました

8p

シュリンクパックの案件が入りました。
業務としては、お見積と試作、手早く、確認しつつ・・・

ベアリング8個の集積です。
実際のものと大きさが違うけど、イメージは掴めます。
PVCシュリンクチューブ、厚み20ミクロンで十分いけそうです。
密封式=オーバーラップです。

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難物にはPVC(塩ビ)シュリンク【具体的事例】

ポンプ付のシャンプーボトル、よくあるタイプのボトル用のシュリンク包装です。通常は左右非対称なRシールを提案しています。フィルム材質はPET、背貼タイプが主流。

今回はボトル本体が若干肉薄のPEボトルで、円錐形に近い形状。
ノズル下から胴体中ほどまで結構空間ができてしまうので、空気抜き穴は少し多くしてもらいました。また、加熱後のPEボトルの収縮を考慮すると、フィルムのダブつきが心配です・・・
1回目のテストサンプル:PET 厚み0.025×折径110×長さ265mm

ユーザーさまでのテスト結果:不可 小ジワが多い。

再度PETにてテストサンプル提出、折径は限度いっぱい狭くしました。(ボトルの周囲212mmに対して折径107mm、厚み0.025mm)

ユーザーさまでの2度目のテスト結果:不可 小ジワはあまり改善されず。

3回目PP(オレフィン系)とPVCチューブでテストすることになりました。
PP:厚み0.025×折径110×長さ275mm

事前に当方で確かめると、やはりPVCチューブが明らかに優位です。包装作業自体にもなんら難しさはないものと思われます。もちろん、気になるシワなどもなく、まさにピッタリフィットしてくれます。
PPのほうは冷えるとやはり、すこし戻ってしまう⇒ダブつく感じがしますが、PETほど違和感は少ないように思います・・・

ユーザーさまは、「非塩ビ」か、あるいは作業性・仕上がりのどちらを選択されるのか・・・

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オレフィン系シュリンク袋~やさしく包みます~

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挽き豆コーヒーなどが入った紙パッケージの外装です。今回はオレフィン系シュリンク袋が採用されました。

パッケージの強度があまりありませんので、収縮応力が弱めの薄いフィルムでやさしく包みたいところです。
完全密封のため二軸もの=タテ方向・横方向に収縮するタイプが適しています。
オレフィン系シュリンクはインパルスシーラーの作業性・シール性がよく、高収縮性なので角立ちが目立ちません。また、シュリンクトンネルのワークも楽に行えます。

量産前の段階ということもあって、今回は小ロット1000m分でのご注文。
オレフィン系シュリンク=シールドエアー社D-955 19µ×165×250mm サイドシール袋 空気抜き付、1000m分約5,000枚。
今後ユーザーさまでは、2~3個の集積包装も予定されているようです。

⇒お問い合わせはこちら 三雲産業(株) TEL072-221-9570/FAX072-221-8143 ホームページ http://www.shrink-kobo.com/

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シュリンクフィルム~大は小を兼ねるか~

シュリンクフィルムは加熱すると収縮する包装材です。すこしブカブカな状態がシュリンクして商品にフィットするわけです。ごく少量の包装を手作業などでされるなら、何種類か大きさの異なる場合でも何とかなるかもしれません・・・・

ただし、本格的には作業性や仕上がり具合を考慮した設定が当然必要で、それぞれの商品に合った専用の設定=材質・サイズ・加工内容などが重要です。できれば本番の作業の前に、本機=シュリンクマシンなどでテストされておくべきです。温度やスピード、その他ワーク条件、いろいろと調整もでてくると思います。

どうしても兼用となる場合は大きい方に合わせることになるので、小さい方にとってはより収縮をさせねばなりません。加熱温度を上げる、加熱時間を延ばす、(熱)風量を強める、シュリンクトンネルに入る前の予備加熱、オーバーラップ包装の場合空気抜き穴を増やすなど、それなりの工夫があります。

しかし、ベストな設定の場合に比べるとやはり見劣りはするものです。大事な商品の包装ですので、できるだけよい仕上がりになさることをおすすめいたします。弊社では小ロットのパターンにも十分対応いたしておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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PETシュリンクRシール~ぴったりフィットにこだわる~

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シャンプー容器ですが、ほぼ円錐形のようになっているので、かなり深いRシールとなりました。フィルムを被せた段階で自然とフィットするように、あまり空間ができないようにタイトにしてあります。当然シール型は製作させていただきました。

Rシール部分=熱溶着のところがどうしても硬くなりがちなので、シール幅はできるだけ細くしています。シール強度は問題ありません。

仕上がりサイズ:厚0.025×折径95×長さ223mm
背貼 開口部に一部分ミシン目付 空気抜き穴
Rシール専用型

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