オーバーラップ(全体か一部たとえば底部などを除いてほぼ全体を覆う形)の包装で、「非塩ビ」の指定がある、あるいはちょっと風合いのある柔らかな仕上がりということですと、材質はPPやオレフィン系がおすすめです。

ピロー包装やL型シーラーで使われる自動包装ライン、アッセンブルタイプが主流の使われ方で、薄くて強靭、高収縮なものになってきています。

PPシュリンクフィルムやオレフィン系シュリンクフィルムは溶断シールにより製袋できますので、手被せ包装=密封シール作業で使用できます。
自動包装用よりは、作業性のため若干厚みが欲しいところですので PPなら15~25ミクロン(0.015~0.025mm)、オレフィン系なら20~25ミクロン(0.02~0.025mm)程度が最適です。

PPとオレフィン系の比較ですが・・・
PPのほうが若干硬く腰があり、サイズの小さい袋なら厚み15ミクロンでも作業性に問題ありません。
オレフィン系は柔軟で強度があり、高透明、高収縮。PPより1ランク上と考えるべきでしょう。価格も高くなります。

いずれにおいても、包装作業では完全密封が基本になるので、袋の開口部は溶断シールや粘着シールなどで固定しておく必要があります。この手間がコストアップになることがあります。
密封せずにシュリンクしてしまうと、どこまでもフィルムが縮んでいっていまい、フィルムが固定できません。

一方、収縮率のタテ方向を小さくしたアンバランスタイプ(タテ30%・ヨコ50%など)では、密封せずにそのままシュリンクできるものがあります。
このタイプのシュリンクフィルムは、チュービング加工⇒Rシールなどの製袋加工によって、ボトルや小箱の個包装に対応できます。
折径を正確に設定でき、頭部の角立ちを無くすことができます。弊社なら、開封のためのミシン目入り加工も標準で対応できます。

●おすすめするシュリンクフィルム
興人株式会社: ポリセット
大倉工業株式会社: ラプラー ランディファイブ
株式会社シールドエアージャパン: クライオヴァック

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