久しぶりにユーザー企業を訪問いたしました。大阪府泉佐野市の食品メーカーです。焼肉のたれPE容器をPVCチューブRシールでシュリンクパックされています。

このユーザー企業とは直接のお取引ではありませんが、実を言いますとフィルムの原因でトラブルが発生したため、急きょ訪問することになりました。
以下は状況・原因・対策・結果の報告(一部)です・・・・

①トラブルの状況として、シュリンク時に空気の溜まりが多くなりすぎ、容器天面にあるキャップと容器肩口との空間でRシールの一部で破袋する。空気抜き穴の不足⇒対策:追加と思われるが、追加するにあたり、位置の確認を入念に行う。

②追加の穴位置は、問題箇所付近またはそれより下部分(容器底、フィルム開口部)ではかえってシワを発生させる原因を新たに発生させるので不可。問題箇所よりも上部分(キャップ側面付近)に横に2個が適切であった。

③結果として、キャップ側面にフィルムが強く密着するようになり、天面の空気溜は小さり、容器底部へのフィルムの巻き込みがよくなり、全体のシワもなくなった。

空気抜き穴の追加、位置設定は微妙なテクニックが必要です。また、実際の穴あけ加工も穴の大きさや加工方法など技術的なことがあります。フィルムの種類によっても、それぞれの特徴によって一様ではありません。

⇒お問い合わせはこちら 三雲産業(株) TEL072-221-9570/FAX072-221-8143 ホームページ http://www.shrink-kobo.com/