guillotine

Rシール機やボトムシール機、シュリンクラベルやチューブのカット=切断をする機械には、フィルム送り出しロールの次にギロチンがあります。下刃は固定されていて、上刃が上下する仕組みで、フィルムが間欠で送りられてきて停止したタイミングで上刃が下がって⇒切断⇒上がる~ということです。

シュリンクラベルの高速カット機には段付の刃がついています。チョボ付とかタブ付とかツマミ付とかいっていますが、ミシン目(タテ方向)の端っこにある出っ張り(反対側は逆にへっこんでいる)を作る部分です。形は角型と丸型があります。

この段刃の刃合わせ=調整はたいへんむずかしく、出っ張りサイズが3mmと5mmのものがありますが、大きいほうは毎回相当難儀を極めます。大体取り替え時間は2時間くらいは必要です。

刃合わせの理屈は簡単で、鋏が切れる理屈と同様です。直線刃なら長いサイズでもそんなに難しくありません。
刃物自体に歪などがない限りは、特別なことをする必要はありません。

段刃になるとタテにすこし迫り出している部分の合わせが必要になること、迫り出した横部分=最前列部分が切れるタイミングに注意する必要があることの二つが重要になります。

実際の調整では、まず上下刃が隙間のない状態にセッティングします。上刃は若干斜めに取り付けます。斜め角度はほぼ決まっています。

調整は下刃の前進後退(左右別々)、および上刃の上下スライド部分の当り(上下と左右にごくわずかの間隙)でじっくり確かめていきます。斜めに取り付けた上刃に沿って端から切れていくように・・・・

段付部分は最後になりますので、最後の最後まで切れていかないとダメということになります。大抵この部分で苦労するわけです。本当難しい仕事です。

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